スペシャルティコーヒー専門自家焙煎店 カフェカホン
グアテマラ ラ・クプラ農園レイトハーベスト ブルボン(ウォッシュド)
グアテマラ ラ・クプラ農園レイトハーベスト ブルボン(ウォッシュド)
<レギュラー豆の標高違いがあったとは>
当店でも長い間レギュラー豆として販売しているグアテマラのラ・クプラ農園。
元々はフィラデルフィア農園というもっと大きな農園の最も標高の高いエリアを別ロットにしているものです。
コーヒー豆は一般的に標高が高い方が品質が高くなる傾向があります。
グアテマラの輸出規格で最も高評価のSHBは、標高1400m以上の場所で栽培されたコーヒー豆のこと。
このラ・クプラ農園は1650m~ということで、グアテマラのアンティグア地区の中では高い方に入ってきます。
フィラデルフィア農園はいろいろなレジャーができるようになっていて、その中に農園ツアーがあります。
店主が初めて中米出張に行った際に参加してみました。レギュラー豆の商品ページをご覧ください。
コロナ禍以降はどうなっているか分かりませんが、どなたでも参加できますので面白いですよ。
<レイトハーベストって?>
このロットは「レイトハーベスト」と銘打って、レギュラー豆のロットと別にしてあります。
このロットが栽培されたコーヒーは標高2000~2100mということで、ラ・クプラ農園の中でも本当に高い場所で栽培されています。
標高が高いとその分、平均気温が下がっていきますから、コーヒーの実の成熟が遅れます。
そのため、レギュラー豆のロットと比べて遅い時期に収穫されるので「レイトハーベスト」と別枠にされているのです。
他の生産地でも2000~2100mというのは、コーヒー農園として最も高い標高辺りになると思います。
ラ・クプラ農園の標準ロットを販売している以上、同じ農園の同品種、同精製方法のコーヒーを比較できるチャンスはそうそうないので、ぜひみなさんにも体験して頂きたく入荷しました。
<元々の風味はありつつもブドウ感がプラス>
実際に飲んでみると、確かに違いを感じられます。
全体的にクリーンさが増して上品な印象があります。これは標高が高くなると出てくる風味傾向で、同じグアテマラでもウエウエテナンゴという地域のコーヒーや、コスタリカのタラスという地域の1900m以上の標高になると感じられる傾向です。
それに加えて、ちょっと大人っぽい雰囲気も加わってきます。
ブドウやプルーンのような熟度のある紫色の果実をイメージさせます。
でも、全体のベースになっている風味は、元々のラ・クプラ農園のアンティグアのコーヒーらしい明るさや香ばしさも感じられます。
この風味を下敷きに、標高の高さを思わせる熟度の高いコクが表面に出てきているという感じです。
焙煎度合は、シティロースト。
深めの焙煎にすると熟度が増していくのですが、元々のアンティグアらしさも少し残したいのでこの焙煎度合にしています。
複数の風味を同時に表現したいという当店が狙い勝ちな味作りを、このコーヒーにもチャレンジしています。
シンプルに同じ農園の標高違いを飲み比べるチャンスはあまりありません。
マニアックですが、ぜひ標準ロットと飲み比べをしてみてください。
【豆についての情報】
生産国:グアテマラ
地域:アンティグア
品種:ブルボン
精製:ウォッシュド
購入の際のチェックポイント
購入の際のチェックポイント
カートに追加する前に下記の2点をお選びください。
・購入量
・豆を挽くかどうか。
挽く場合は粗さもご指定ください。
※500g以上の場合は「豆のまま」のみとさせて頂きます。
送料について
送料について
【メール便】送料:250円
ゆうパケットで発送します。
コーヒー豆のみのご注文の場合、ご利用可能です。
1通に400gまで入ります。
それ以上の場合は、複数個口で発送となります。
投函される形になりますので、不在時でも配達されます。
到着の日時指定はできません。
代金引換は宅配便となります。メール便はご利用いただけません。
【宅配便】送料:地域による
ゆうパックでの発送となります。
到着の日時指定は「カート画面」からご利用ください。
コーヒー豆800g以上のご注文で、送料無料です!
器具を含むのご注文の場合は、宅配便の発送となります。