スペシャルティコーヒー専門自家焙煎店 カフェカホン
ベトナム ゴ・ティ・ムイ カチモール(ウォッシュド)
ベトナム ゴ・ティ・ムイ カチモール(ウォッシュド)
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<ベトナム初登場の理由?>
当店14年目にして、初めてのベトナムの登場です。
ベトナムはコーヒー生産国としては、ブラジルに次ぐ世界第2位の生産量がありますし、練乳を入れて飲む「ベトナムコーヒー」を思い浮かべる方が多いと思います。
実はコーヒーとしてはなかなかメジャーなベトナムを今まで販売しなかった、いや、販売できなかった理由があります。
アラビカ種が、ほとんどないからです。
ベトナムで収穫されるコーヒーのほとんどが、カネフォラ種ロブスタという品種で、これは暑さにも虫にも病気にも強い上に収穫量が多いという生産者の味方のような品種ですが、苦味が強くて繊細さに欠けるという風味特性になります。
当店で扱うコーヒー豆が、全てアラビカ種である理由は、ロブスタではやはり風味的に満足度が満たせないということなのです。
では、ベトナムのアラビカ種が見つかったとなればどうでしょう。 それが、今回入荷したコーヒーなのです。
<UCCさんの生産者支援>
今回のコーヒーは、実はUCCさんが独自に開催している「品質コンテスト」の入賞豆になります。
この品質コンテストは、生産者の収入アップを軸として生産者のコーヒー離れを防止すること、UCCさんにとっては生産国との繋がりを強化することによって、将来的な安定供給を目的をしているものです。
まだこれからという生産地域を中心に開催しているようで、その地域の足場固めができたら、また別の地域に開催を移していくというスタイルで、既に長い期間開催されているようです。
この「生産者にとってもプラスになる」という点は、スペシャルティコーヒーが持つ役割と考えていますし、当店としても買うことで支援になることは重視しているので、今回の入荷に繋がりました。
<オレンジの酸とシロップの舌触り>
さて、実際の風味はどうかという話ですが、元々の苦いというベトナムコーヒーのイメージを持っている方からすると、「これが本当にベトナムのコーヒー?」と疑ってしまうほど、バランス良く飲みやすいコーヒーです。
そもそも入荷を決めた理由は、このバランス感の良さが決め手でした。
入荷した後に自分で焙煎してみると、オレンジを思わせる爽やかな酸があることが分かりました。 この時点で、ロブスタの風味とは完全に違っています。
そして、このコーヒーならではだなと感じたポイントは、舌触りがどちらかというと重めに感じることです。
爽やかな酸を持つコーヒーは、全体に軽やかな印象になることが多いのですが、シロップを思わせるような舌に乗る感じがありますので、珍しいと思いました。
焙煎度合は、浅めのシティローストです。
ここからさらに深めの焙煎にすると、酸よりも舌触りの重みの方が感じやすくなり、これはこれで面白いと思ったのですが、酸と舌触りの両立を狙ってこの焙煎度合になりました。
ベトナムのアラビカ種は恐らく作付面積が狭いと思われるので、生産量は増えないと思います。 クリーンなコーヒーですし、一度飲んでおいて損はないですよ。
【豆についての情報】
生産国:ベトナム
地域:ラムドン省ドンズオン区ミン山
品種:カチモール
精製:ウォッシュド
購入の際のチェックポイント
購入の際のチェックポイント
カートに追加する前に下記の2点をお選びください。
・購入量
・豆を挽くかどうか。
挽く場合は粗さもご指定ください。
※500g以上の場合は「豆のまま」のみとさせて頂きます。
送料について
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【メール便】送料:250円
ゆうパケットで発送します。
コーヒー豆のみのご注文の場合、ご利用可能です。
1通に400gまで入ります。
それ以上の場合は、複数個口で発送となります。
投函される形になりますので、不在時でも配達されます。
到着の日時指定はできません。
代金引換は宅配便となります。メール便はご利用いただけません。
【宅配便】送料:地域による
ゆうパックでの発送となります。
到着の日時指定は「カート画面」からご利用ください。
コーヒー豆800g以上のご注文で、送料無料です!
器具を含むのご注文の場合は、宅配便の発送となります。

