スペシャルティコーヒー専門自家焙煎店 カフェカホン
ホンジュラス ラ・コンキスタ農園 パライネマ(ウォッシュド)
ホンジュラス ラ・コンキスタ農園 パライネマ(ウォッシュド)
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<ゲイシャと間違えた品種>
このコーヒーの品種は「パライネマ」という名前です。
ホンジュラスで作られた品種で、元々はホンジュラスの「エル・パライソ」という地域で特に被害が大きかった「ネマトデス」というコーヒーの木の根に悪さをする線虫対策で作られたハイブリッド種ということです。
この2つの名前をくっつけて「パライネマ」という名前になっています。
この品種を始めて飲んだのは、生産国で行われている品評会、カップ・オブ・エクセレンス(COE)で入賞したコーヒーをカッピングした時でした。
もう5~6年くらい前になると思いますが、その年の1位のコーヒーをカッピングした時にとてもフローラルな香りと明るい酸、とてもクリーンなコーヒーで「ああ、今年はホンジュラスも1位はゲイシャか」と思ったのです。
後から聞いたらゲイシャではなく、パライネマという聞いたこともない品種だということでビックリ。
この頃はパナマ以外の産地でもゲイシャがこういったシーンで登場するようになっていた時期でもあったので、すっかりそう思い込んでしまいました。
また、ハイブリッド種という品種改良で作られた品種ではなかなか風味の優れた品種は少なく、特にこういった上質なゲイシャとそっくりだったので全く予想だにしませんでした。
それ以降、ホンジュラスと言えば、パライネマを常に意識するようになりました。
<ジューシーな酸をブラウンシュガーで丸め込む>
今回のパライネマは、当店にとって2つ目か3つ目になりますが、基本的な特徴は似ているのですが、そのバランスがそれぞれ違うので、焙煎上の味作りが違ってきます。
今回のコーヒーは、これまでのパライネマで最も酸が強いです。
いつも通り焙煎をするとこの酸が前面に出てきて主張が激しいので、何とかしてバランスを取りたいと考えた結果、お砂糖系の風味を強めに出すことで解決しました。
酸は飽くまでジューシー。敢えて言えばグレープフルーツを思わせる感じでしょうか。 キレのある甘酸っぱいイメージのタイプです。
この酸は残しつつ、味のベース部分にブラウンシュガーを思わせる甘みを引き出すことで、全体に明るすぎないバランスを取りつつ、余韻にその甘さが残ることを狙っています。
焙煎度合は、ハイロースト。
淹れ方などのちょっとしたことで、すぐにグレープフルーツの酸が前に出てきますが、基本的に「爽やかだなあ」と感じられる風味バランスにしました。
これから気温が高くなっていきますし、こういった爽やか系コーヒーが活躍する季節になります。
【豆についての情報】
生産国:ホンジュラス
地域:エル・パライソ
品種:パライネマ
精製:ウォッシュド
購入の際のチェックポイント
購入の際のチェックポイント
カートに追加する前に下記の2点をお選びください。
・購入量
・豆を挽くかどうか。
挽く場合は粗さもご指定ください。
※500g以上の場合は「豆のまま」のみとさせて頂きます。
送料について
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【メール便】送料:250円
ゆうパケットで発送します。
コーヒー豆のみのご注文の場合、ご利用可能です。
1通に400gまで入ります。
それ以上の場合は、複数個口で発送となります。
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到着の日時指定はできません。
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【宅配便】送料:地域による
ゆうパックでの発送となります。
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器具を含むのご注文の場合は、宅配便の発送となります。

