スペシャルティコーヒー専門自家焙煎店 カフェカホン
コスタリカ ラ・カンデリージャ農園 カツアイ(ナチュラル)
コスタリカ ラ・カンデリージャ農園 カツアイ(ナチュラル)
<カンデリージャ・シリーズの最後はナチュラル!>
今シーズンはコスタリカのラ・カンデリージャ農園と直接やり取りをして、4つの品種を4つの精製方法で作ってもらったコーヒーを紹介しています。
このコーヒーが販売順としてはラストとなりまして、ナチュラル精製となります。
「ラ・カンデリージャ」は精製所のマイクロミルとしての名前と、その周辺に位置する農園の名前と2パターンあります。
ここは乾燥工程を行う「パティオ」という場所ですが、周囲に高床式の「アフリカンベッド」があって、ロットに合わせて乾燥工程を行っています。
ナチュラル精製は摘み取ってきたコーヒーの実をそのまま乾燥工程に入れるので、このようにドライフルーツのようになります。
一方でウォッシュドと比べると乾燥日数が長く必要になるので、生産者側としては手間が増えます。
また、未熟豆を選別して除去することが難しい精製方法なので、欠点豆が多めに含まれることが多いのですが、カンデリージャのナチュラル精製のコーヒーはキレイですね。
今シーズンは4種類のコーヒーをお願いしましたが、これはどのコーヒーにも共通しています。
この丁寧な仕事が、当店がこの農園を気に入っている理由です。
<フレッシュな果実感が若いワインのよう>
3年前に現地訪問した際にもナチュラル精製のコーヒーは買い付けていましたが、その時はカツーラ、カツアイの混合ロットでした。
今も残っている印象は、とてもオーソドックスなナチュラルのコーヒーというイメージで、熟したベリーの果実感がたっぷりだった覚えがあります。
今回買い付けたのは同じナチュラル精製でも、カツアイだけのロットにしました。これがどうなるかというところがポイントです。
これまでの経験で、ティピカやカツアイという品種のナチュラル精製のコーヒーは、「ツン」と来るような風味が出やすい気がします。
敢えて例えれば、果実の皮のような渋みを伴いやすいという感じでしょうか。
今回はどうかな?と思いながら買い付けましたが、そこがかなり感じやすいコーヒーになっています。
香りはしっかりナチュラルらしい果実感があります。
香りだけで判断すると、しっかり完熟ベリーの雰囲気がありますが、淹れて飲んでみるともっと爽やかな風味です。
果実の種類はやはりブドウなのですが、やはりブドウの皮のような、ちょっと木苺らしいような、とにかく渋みがちょっと入っているなという感じです。
ただ、風味のベースにはしっかりベリーの果実感がありますので、この爽やかさと合わさって若いワインのようなイメージが浮かびます。
焙煎度合は、シティローストです。
いくつかテスト焙煎してみたのですが、このコーヒーの最大の特徴はやはり渋みでして、これをほど良い力加減で楽しめるのはこのポイントだと判断しました。
同じ買付豆のアナエロビコとは、似ているようでやっぱり違いますので、ここでの飲み比べも面白いでしょう。
【豆についての情報】
生産国:コスタリカ
地域:タラス
品種:カツアイ
精製:ナチュラル
購入の際のチェックポイント
購入の際のチェックポイント
カートに追加する前に下記の2点をお選びください。
・購入量
・豆を挽くかどうか。
挽く場合は粗さもご指定ください。
※500g以上の場合は「豆のまま」のみとさせて頂きます。
送料について
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ゆうパケットで発送します。
コーヒー豆のみのご注文の場合、ご利用可能です。
1通に400gまで入ります。
それ以上の場合は、複数個口で発送となります。
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