スペシャルティコーヒー専門自家焙煎店 カフェカホン
ブラジル ランチョ・サン・ベネディト イエローカツアイ(ナチュラル)
<いつ以来か分からない程のブラジル登場>
コーヒーの世界では最も有名な生産国と言っても過言ではないであろうブラジル。
当店ではものすごく久しぶりの登場となります。
開業の時のラインナップに出していたコーヒーが完売した時以来ですので、8~9年振りくらいでしょうか。
これだけの間、ブラジルが当店のラインナップに現れなかった理由は、「これなら中米の豆で良いのでは?」と思ったことがきっかけです。
ブラジルのコーヒーの特徴は、クセがなく飲みやすいという部分と、「土っぽい」と言われるフレーバーです。
ザラついた質感に感じることもあるので、雑味と感じることもあるでしょう。これがブラジルのコーヒーがスペシャルティコーヒーで評価が高くならない原因のように思います。
ただ、当時販売していたブラジルのコーヒーで、十分にクリーンでキレのあるコーヒーでした。
しかし困ったことに、クリーンさを出すなら、もはや中米のコーヒーで良いではないかと思ってしまったのです。
当時はまだ今のようにいろいろな種類のコーヒーを経験する前でしたし、中米で優先したいコーヒーがたくさんあったので、ブラジルに声を掛けることがなく、気づいたら9年も過ぎていました。
<気まぐれでブラジルシリーズスタート!>
それでは、なぜ今のタイミングでブラジルを入荷したかと言うと、1つは自分の焙煎の知識と経験が昔より多くなっているので、今の自分でブラジルを焙煎するとどういう味作りをするだろうと興味を持ったこと。
もう1つは、ブラジルだってこの9年の間にいろいろと変化しているだろうということで、情報のアップデートをしたかったということです。
1つの農園のコーヒーを触っただけでは見える範囲が狭すぎるので、これをきっかけにブラジルを納得いくまで販売したいと思っています。
いろいろな農園のコーヒーを渡り歩くつもりですので、ブラジルシリーズも今後はお楽しみください。
<ビターチョコレートの中にフルーティさを>
第1弾となるコーヒーがこの「ランチョ・サン・ベネディト」です。
イエローカツアイのナチュラルということで、どんなコーヒーかと思いましたが、思った以上に普通にナチュラル精製のコーヒーの風味でした。
というのは、このナチュラル精製のフルーティさは、本来ブラジルでは「出てはいけない風味」だったのです。
しかし、スペシャルティコーヒーの中では個性と捉えられて人気となっていますので、ブラジルもこういった風味のコーヒーを作っているということですね。これはもう、随分前からになります。
派手さはないですが、落ち着いた雰囲気の中にストロベリーを連想させるフルーティさがあります。
当店では、これを深煎りにして、チョコレートの風味の中に表現できないかと考えました。
その結果、このコーヒーはフルシティローストに焙煎しています。
飲んだ時に最初に来る風味がチョコレート。
そこからいちごのドライフルーツのような果実感が後味に向けて感じられて、余韻に残ります。
ブラジルの土っぽさは全くなく、とてもクリーンです。いかにもスペシャルティグレードらしい質感ですね。
調べてみたらブラジルCOEの入賞経験のある農園で、COEはクリーンさが重視されますので、さすがだなと思いました。
しばらくの期間、こちらのコーヒーを販売して、完売したらまた別の農園のコーヒーに切り替えていきます。
【豆についての情報】
生産国:ブラジル
地域:カルモ・デ・ミナス
品種:イエローカツアイ
精製:ナチュラル
購入の際のチェックポイント
購入の際のチェックポイント
カートに追加する前に下記の2点をお選びください。
・購入量
・豆を挽くかどうか。
挽く場合は粗さもご指定ください。
※500g以上の場合は「豆のまま」のみとさせて頂きます。
送料について
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【メール便】送料:250円
ゆうパケットで発送します。
コーヒー豆のみのご注文の場合、ご利用可能です。
1通に400gまで入ります。
それ以上の場合は、複数個口で発送となります。
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到着の日時指定はできません。
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