定期便限定・ジャマイカ ローズヒル農園 スーパーブルー
<定期便リリースに伴って初挑戦>
当店もいよいよ定期便をリリースすることになりました。
定期便の中にはゲイシャなどの高級豆を常時1種類以上は置いておきたいと考えていまして、さらに、定期便限定のコーヒーも状況によっては入れていきたいと思っています。
その定期便限定第1弾として、当店初のブルーマウンテンに挑戦します!
<ブルマンでも最高級規格>
今回入荷した農園は、UCC直営農園となる「ローズヒル農園」のスーパーブルーマウンテンという規格のコーヒーをご用意することができました。
ブルーマウンテンの規格は、No1が最上級というイメージだったのですが、「単一農園・標高1000m以上・スクリーン19以上」という条件を更に満たしたコーヒーに対してのみ、「スーパーブルー」という規格が与えられるということです。
ですので、このコーヒーは「ブルーマウンテンNo.1 スーパーブルー」というとても長い規格名になっています。
今回はかなり少量の入荷になりましたので、定期便限定で完売次第終了という販売方法にさせていただきました。
<これぞブルマンという懐かしい風味>
店主のブルーマウンテンを飲んだ経験というと、どこだったかはちょっと覚えていませんが、一度、ブルーマウンテンブレンドを飲んだことがあるのかなという感じです。
恐らく、100%ブルーマウンテンは飲んでいないように思います。
ただ、風味ニュアンスとして近いコーヒーは扱ったことがありまして、例えばかなり昔にハイチのティピカを販売していたことがあり、このコーヒーは限りなくブルーマウンテンのような雰囲気があったことを覚えています。
そして、今回のスーパーブルー。かなりしっかりした風味のブルーマウンテンです。
敢えてカッピングコメントっぽく言うならば、酸や甘みはリンゴや梨のようなタイプです。
柑橘系のような弾けるようなジューシーさやシャープさではなく、ジュワッと来るタイプですね。
そして注目したい部分は、どこまで甘みを持っているか。
これは当店の焙煎では「どこまで深煎りできるか」という部分になるのですが、やはりここのポテンシャルがしっかりあります。
ただ、少し浅いと甘みが引き出し切れず、深すぎると先ほどの酸が弱く感じてしまうので、両方をバランス良く引き出すという点では、かなり注意深く焙煎をする必要がありそうです。
焙煎度合は、ハイローストですが、かなりミディアムローストとの境目くらいです。
他にも細かい工夫はありますが、このポイントで焙煎をすると、酸の鮮やかさを残しつつ、ブラウンシュガーのような甘みを引き出せる上に、いつまでも口の中に残る長い余韻を作ることができます。
個人的には、ブルーマウンテンはこの長くて甘い余韻が特徴だと思いますし、このスーパーブルーはこの特徴をしっかり持っています。
昔、ブルーマウンテンが日本で好まれたのは、こういった甘みや余韻だったのではないかなと思いを馳せながら味作りをしました。
どうしても少々高価となりますが、定期便の割引もありますし、ブルーマウンテンとしては特価という感じにしていますので、この機会にぜひお試しください!
【豆についての情報】
生産国:ジャマイカ
地域:セントアンドリュー県アイリッシュタウン
品種:ティピカ
精製:ウォッシュド
<ご注文は、こちらの定期便にて!>
途中でも書きましたが、今回こちらのブルーマウンテンは、定期便限定での販売とさせていただきます。
販売開始時点で、焙煎豆3kg程度の限定販売となります。
200gの方と100gの方がいらっしゃるので、ご注文数を限定することは難しいですが、最小数が15、実質は20くらいかなと想像しています。
ぜひ一度、下記のバナーより定期便のページをご覧ください!
【カフェカホン・コーヒー定期便】