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ホンジュラス エル・マランガル農園 インディオ

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ホンジュラス エル・マランガル農園 インディオ

<全く聞いたことがなかった品種>

2019年の中米出張で訪問したホンジュラス。
現地でたくさんカッピングをした結果、勢いよく買付けてしまって今シーズンは8種類販売します。
このエル・マランガル農園はその第5弾になります。

この農園には訪問できなかったのですが、コマヤグアという地域にあって、近くを通っています。
ホンジュラスをアテンドしてくれたロニーの会社で、60サンプルほど一気にカッピングしたのですが、
その中で気になった品種の名前がありました。

「インディオ」

これまでに全く聞いたことのない品種で、帰国後にいくら調べても手掛かりすら掴めない謎の品種でした。
ちょっと面白い風味だったのと、焙煎してみたいという興味が強くて買付けました。

今回入荷する際に、商社の方に調べてもらったら、何と「ティピカ」のことだそうです。
ホンジュラスの一部の生産者が、ティピカのことをインディオと呼んでいるので、そのまま紹介
されていたようです。

なるほど、と思って先日、2020年の中米出張に行ったのですが、訪れたエルサルバドルの
生産者が同じようにティピカをインディオと呼んでいる人がいて驚きました。

エルサルバドルの中でもホンジュラス寄りの場所に行ったので、国境を越えてそういった習慣が
あるようです。

<ジュワッとリンゴ感のあるティピカ>

謎の品種だったインディオですが、ティピカと分かったとしても「ホンジュラスのティピカ」と考えると
珍しいので、興味深いのは同じです。

改めて当時のカッピングフォームを見返してみると、「スパイシー、フローラル」と書いてあって、
少々複雑な風味も感じていたようです。

入荷した生豆を見ると、少し大きめで確かにティピカらしい形です。
焙煎してみると、ティピカらしい甘みと風味のバランスの良さ、香ばしい香りもあって、とても質の良い
ティピカだと感じました。

ただ、テスト焙煎をしていると、ティピカのいつも通りの焙煎度合から少しだけ浅めの焙煎度合の
辺りで青りんごの果汁を思わせるようなジュワッとした酸が出る事に気づきました。
この酸の出方はグアテマラやパナマのティピカとは、ちょっと違うなと思いました。

なので、焙煎度合は少し浅めのシティローストにしています。
淹れたての熱い時は、落ち着いた印象でバランスの良い風味ですが、冷めるにつれて段々とリンゴの
果汁のような感覚が強くなっていきます。

落ち着いた飲みやすさだけ考えればもう少し深めに焙煎するのですが、このわずかな違いで風味が
随分変わってくるのも、自家焙煎コーヒーの面白いところです。

【豆についての情報】

生産国:ホンジュラス
地域:コマヤグア
品種:インディオ(ティピカ)
精製:ウォッシュド

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